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​インテリアビジネスおぼえがき

~これだけは知っておこう!~

インテリアビジネスおぼえがき

第3話 インテリアビジネスのあゆみ──戦後

 

  太平洋戦争で停滞したインテリア業界は、日本経済の復興とともに、戦前に基礎が築かれたモダンデザイン運動が実を結び始め、1952(昭和27)年にJIDA(日本インダストリアルデザイナー協会)、58(昭和33)年にJID(日本インテリアデザイナー協会)が結成された。

 また、1957(昭和32)年には、通商産業省(現・経済産業省)が、総合的なデザイン評価、推奨制度である「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」を創立し、豊かな生活と産業の発達に貢献する優れたデザインの選定活動を始めた。

 

 高度成長期に入ると、工業製品の輸出が盛んになり、それにともなって日本の工業デザインが評価されるようになる。また、東京オリンピックや大阪万博など国家的なイベントによる建築ブームにより、インテリアデザインの需要も急増した。

 こうしたインテリアブームは、店舗、ホテルなどの商業施設や体育館、会議場などの公共施設、日本の経済復興の一翼を担った大型客船などの船舶の室内装飾などを主としたものであった。

 これらのインテリア需要に主に対応していたのは、建築家、プロダクトデザイナー、大手建築事務所のインテリアデザイン部門、百貨店の家具・室内装飾部門などである。その中からインテリアデザイン専門のプロフェッショナルも生まれたが、その名声は業界内にとどまった。

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